マンスリーマンション 東京の資料公開
ガス調理器は燃料の熱の半分くらいしか鍋の中身に伝わらずひどく熱効率が悪いものです。
たとえば、鍋に100の熱湯を沸かそうとすると、燃料のエネルギーは182くらいを燃やさなければなりません。
残りの82はまわりに逃げてしまうので、料理をすると、部屋の温度が上がるのはごぞんじのとおりです(内炎式バーナーの場合)。
これに対して、電気で鍋だけが熱くなるIH調理器では、熱のロスがほとんどなく、電気エネルギーを125くらいも与えれば100のお湯が沸きます。
おまけに炎を出さないので安全で、空気も汚しませんし、地球温暖化の元になる撃熄oしません。
そこで燃料費を見てみると、100のお湯を沸かす燃料費は、ガス調理器なら182、これに対してIH調理器では125×2.16U270と、IH調理器のほうが17%ほど割り高です。
プロパンガスは都市ガスの1.5〜2倍くらいですからIHと同等か、さらに高くなります。
次に、環境汚染という観点からくらべてみます。
ガス調理器では182もの燃料を燃やして空気を汚します。
ではIH調理器なら炎がないから、環境汚染はゼロかというと、そうではありません。
たしかに、電気は家の中では何も出ません。
しかし遠くにある火力発電所では電気をつくるのに多量の燃料が消費されます。
じつは発電所で燃やした燃料エネルギーのうち17%は無駄に消え去り、たった17%しか電気エネルギーとして手に入れることができないのです。
100の湯沸かしに必要な電気は125ですみますが、その125の電気のためには発電所で312もの燃料を燃やさなくてはならないのです。
こうしてみると、効率がよくクリーンなはずのIH調理器を使うと、ガス調理器よりも光熱費は17%も高く、はるかに多くの貴重な化石燃料を消費し、環境を約17%も多く汚染するということになります。
アルミ鍋を使ったり、IH調理器に付属のクッキングヒーターを使給湯の燃料と機器を選ぶお湯は日本の家庭エネルギー消費全体の1/3以上を占めるので、これをどうするかは重要な選択です。
給湯器には瞬間式と貯湯式があり、日本で一般的に使われているガスや灯油の瞬間型給湯器では、水が流れるときだけ点火する瞬間式です。
これに対し、タンクにお湯をつくってためておく貯湯式では四六時中、高温の湯をためておくので、周囲に放熱することによるロスが問題になります。
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